- 書籍情報
- 製本サイズ:A5版変形
- ページ数:32頁
- 表紙:カラー
- 本文カラー:多色刷り
- 定価:本体800円+税
NEW RELEASE 新刊
「Yawn」は麓(ふもと)出版が企画・編集・出版する、
旅と町をテーマにした文芸誌です。
ガイドブックのように町の隅々を紹介するものではなく、
訪れた町での忘れられない出来事や、何度も思い出してしまう旅先での記憶など、
心のなかからふっと浮かび上がってくる話を集めました。
机に向かって旅行の計画を練るためのもの
誰かにとっての旅の指針になるようなものよりも、
喫茶店や午後の電車、はたまたベッドサイドでふと開くのが似合う
そんな読み物を目指してつくられています。
Yawn 創刊準備号・特集『雲の上のスープ』
目次
特集・雲の上のスープ
-雲の上のスープ 原田康平
-旅情と荷造り 木村衣有子
-ひとのちからで 山本梓
-間を旅する 石崎嵩人
- From Me To You(フロム・ミー・トゥー・ユー) 中村秀一
短歌:光を渡る 町田早季
インタビュー:遠野と妖怪(富川岳) 山本梓
セ・ラ・ヴィ 池崎茂樹
建築目当ての旅 原田康平
漫画:機内持ち込みの話、車窓の話、トンネルの話 橋本太郎
編集後期:都市の頂から
BACKLIST 既刊本
なんだか安心する定食屋、かつて何度も通った喫茶店、
遠い異国のレストラン、もう二度と訪れられない居酒屋。
本書「世界で一番好きな店」は、そんな愛してやまない、
あるいは脳裏に焼き付いて離れない大切なお店の話を集めた
エッセイ・アンソロジーです。
原稿の書き手は作家ではなく、飲食店店主や本屋さん、
学生や一市民など町場の人ばかり。
世界中を旅したわけでもないのに「ここが世界で一番好きな店かも」
と思ってしまうような場所ばかりが詰め込まれた市井の文集。
みなさまどうぞお手にとってお楽しみください。
“気づけば、飲みかけのコーヒーはまたすっかり冷めている”(倉吉市・「時間を溶かしに行く場所」)
“奄美大島の最南端に位置する・古仁屋の町に着いたのは午前10時”(奄美大島・「本当のSPICE MAFIAは誰だ?」)
“とにかくお腹が空いていた!”(トビリシ・重たい扉を開けた先に)
“祖父・士郎はプロの競輪選手だったらしい”(盛岡市・祖父の開いた食堂)
“もちろんしょうが焼きも旨い。いや、美味しい”(駒場東大前・「定食屋のS席」)
“時々、あの晩のテーブルを想う。もう一度歩けば、あのテーブルにつける”(ルテイラン村・「あの日のサクランボ」)
“食の本質は愛だ。そう信じていいと、教えてくれる店だ”(大濠公園・「大袈裟なんかじゃない愛」)
“「ラーメン王」私はそこへ向かった”(浦和・「ラーメン王」)
……などなど、「世界で一番」好きな店にまつわるエッセイを全30篇収録
文集「世界で一番好きな店」
- 書籍情報
- 製本サイズ:文庫版(A6サイズ)
- ページ数:136頁
- 表紙:カラー&片面PP加工(ツヤあり)
- 本文カラー:白黒
- 定価:本体1000円+税
著者一覧(五十音順・敬称略)
阿部萌子/ありここ/ 飯室織絵 / 石崎嵩人 / 加藤博久 / 國本彩夏 / 桑山篤 /小久保裕美 / 小暮悠 / 小林茂太 /
齋藤あかね / 佐藤昇一 / 高木慎太郎 / 高橋愛未 / 竹内祥 / 竹沢うるま / なおみさん / 中浜崇之 / 中村秀一 / 仲村直 /
新田晋也 / のがみもゆこ / 野口明生 / 原田康平 / 福本夢之条 / 藤村勇人 / 松﨑典成 / 諸橋拓実 /山本梓 / 渡辺きよ子 /
【特集】日本全国好きな店
「世界で一番好きな店」取扱店
かもめブックス(東京・神楽坂) / ことり食堂(東京・外苑前) / 銀座 蔦屋書店(東京・銀座) / 1166バックパッカーズ(長野・長野市) /
やってこ!シンカイ(長野・長野市) / books+kotobanoie(兵庫・川西市) / READEN DEAT(広島・広島市) / 糧(島根・津和野町) /
音鳴文庫(島根・吉賀町) / PEOPLE(埼玉・小川町) / 湊町エピスリー(栃木県・栃木市)